「東京でのマンション経営のご紹介です。」を言い過ぎた営業マンが語る業界の裏側その1。(業界の人怒らないでね)
こんにちは元営業マンのツルオ◓です。
会社員の方なら不動産の勧誘電話を受けたことがある人も多いと思います。断っても断っても何度もかけてくる迷惑な業者も多いですよね。
あなたが感じる「あーうぜぇ!!」って気持ちがよく分かります。なぜなら、私はその電話をしていた業者側の人間でしたからね!!!でも、もう退職したので裏話をしても大丈夫でしょう。
さぁ、受付のかた必見です!
受付でやりがちな対抗策の効果
営業の私がうけた対抗策と効果をご紹介します
①受付でストップ
電話の受付に「席を外しております」とか「外出中です」とかが一般的です。これ、意味ないです。「なーんだ、じゃあまた電話しよう」と思うだけで何回も何十回も電話します。
これは営業マンにしたら意味なしです。むしろ意識が低い営業マンが,電話の回数を稼ぐだけのために電話するバカもいますので止めた方がいいです。
たまに強い受付の人に「迷惑なので」といわれますが、昼休みとか17:00過ぎとかの受付がいなそうな時間を狙って電話します。結局、権者(目的の人)と話すまであきらめません。
②受付で在籍がないといわれる
これまた受付の対抗策ですが、営業マンは基本バカなので信じません。上記と同じように時間を変えたり受付で出る人を変える無駄な努力をして徹底的に調べます。
やばい営業マンは受付にケンカを売りますので気を付けて下さい。結局、権者と話すまであきらめません。
③着信拒否
これまた効果が薄いです。営業会社の発信番号をかなりもっています。着信拒否されたら違う番号をつかって電話するだけなので根本的な解決にはなりません。意思表示としては強いですので、私には少しだけ効果がありました。
受付での効果的な対抗策は?
一回目の電話から効果を発揮するのは難しいですが、営業マンが電話したくなくなるようにしていくのが効果的です。なれれば営業マンなんて楽勝で追い返せますので参考にして下さい。
あと、先に言っておきますが、営業マンはバカが多いです。(尊敬できる人もいっぱいいるよ)ですので、本来は効果的ですが騒ぎ始めるバカがいますのでご了承下さい。
①録音しておく
これは後々かなり効果的です。そして必ず会社名と名前を聞くことです。面倒くさいですが、いつ電話があったのかメモっておくことも重要です。
②おり返すといって番号を聞く
できれば直通ではなく代表番号が聞けるといいです。理由は直通の場合、下記に記載しますが、会社名を聞き間違えていたり、偽られていたりすると調べられなくなるからです。営業マンが下手な行動が出来なくなるようにプレッシャーをかけます。
「まっとうな会社なら教えられるはずでしょ?」←こういう心をもって下さい
私個人としてはここで本人から電話させるのが効果的だと思っています。その電話の仕方は◓◓◓の記事のでご紹介しますので合わせてお読みください。
③宅建番号を聞く
不動産会社は宅建業法を守らなければならず、それに違反した場合は罰を受けるようになっています。会社名だけの場合だと、同じ会社名や似ている会社名など特定が難しくなりますが、宅建番号は会社の固有の番号ですので「それは違う会社だ!」等の逃げは出来なくなります。違反しているという自覚がある会社はなかなか教えません。
東京の場合
「再勧誘の禁止等の話から、都市整備局から業者の宅建番号を聞いておくようにと指導がありましたので、会社名と宅建番号、それとあなたの名前を教えて頂いてもよろしいですか?」
これ言われたら私は逃げます。怖いから二度と電話しないと思います。一般常識をもつ営業なら大丈夫です。
以上の3点が受付で出来る対抗策だと思います。この受付(会社)にかけたらヤバいと思わせるとかなり電話の数が減ると思います。守りにはいるのではなく、攻める意識です。だって悪いのは営業サイドなのですから。
注意点
アホな営業マンは会社名を偽ります。
例えば『日本東京不動産』という会社だったとすると、
「日本東京」、「東京不動産」、「エヌティーエフ(NihonTokyoFudousanの頭文字)」、「エヌ東京」、「ティーエフ」、「ティー不動産」とか。これも宅建業法では禁止されています。
私がいた会社は「ダセェからやめろ」という、理屈ではなく格好悪いからという理由で禁止されていました。
リストはどうやって手に入れてるのか?
方法はいろいろあります。大きく4つご紹介します。
①名簿屋という存在
インターネットで『名簿』とか『名簿屋』とか検索すると出てきます。よく言われますが、個人情報保護法には引っかかりません。合法です。とは言っても気持ち悪いですよね。会社名、名前、連絡先が載っていて情報1人あたり10円とか15円とかで販売されています。
1000人分なら10,000円とかですかね。
これを止めるのはかなり労力を使います。一応ご紹介
- 営業マンから『購入した名簿屋の名前と名簿の名前を確認』
- 名簿屋に連絡し、削除依頼
ここだけ聞くと簡単ですが止めるのは無理ゲーです。
営業マンが名簿の名前とか教えてくれない。
名簿屋に電話で削除依頼しても本人確認ができないから削除はできないといわれる。実際に店舗にいって本人確認して削除が必要。
名簿はデータを使いまわしますので、Aの名簿から消してもBの名簿に名前が載っているケースもありますので意味ないです。
②ネットや本から仕入れる
これは簡単です。例えば企業のホームページに社員紹介とかありますよね。その人たちに電話するだけです。電話番号は代表にかけて転送してもらいます。たまに携帯電話や部署の直通を教えてくれる受付もいますので気を付けて下さい。
③名前はしらないけど役職で電話する
部署の電話番号って意外とインターネットに転がっています。なので、〇〇部だったら受付に「どうもー、部長は今日いますかー?」みたいに知り合いっぽく電話します。意外とつなげてくれますのでご注意を。
④秘技、番号ずらし!
これは外資系企業や大企業で結構使われがちな手法です。
個人直通の番号をもっている会社は気を付けて下さい。1番ずつずらしてかけると大体同じ会社の社員につながります。直通だとそのまま営業を始められるのでめちゃくちゃ電話しやすいです。やりすぎると、「隣の奴にも電話かけたでしょ怒」という感じになるので、一日の電話回数を決めてかけていました。
まとめ
以上、受付の方に迷惑をかけてきた私が考える撃退法です。
態度が悪い営業マンには本当に困ったものですよね。イライラしたり、電話のせいで作業が止まるので仕事の効率は悪くなるしで良いことは一つもありません。
なんとか撃退してやりましょう!!!
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