営業マン時代の日常を赤裸々に語ってみようと思ったから記事にしてみた。需要ないと思うけど。
投資用不動産の会社、一部ではかなり改善されている会社も存在するようです。しかし、大多数の会社はまだまだ体育会系から抜け出せないところも多いようです。
そんな投資用不動産の迷惑営業マンの一日を追ってみたいと思います。
投資用不動産の営業の一日
7:00 出社 掃除
7:30 リストの整理
8:00 電話営業
9:30 朝礼 上司のありがたいお話
10:00 電話営業
12:50 昼前ミーティング 上司のありがたいお話
13:00 お昼
13:45 電話営業
17:00 夕方ミーティング 上司のありがたいお話
17:15 電話営業
21:00 締めミーティング 上司のありがたいお話
こんな感じですかね。うん、優しく書いてるな(笑)。とりあえず基本は電話営業しかしません。ありがたいお話は最長6時間という記録ももっております。あー、ありがたやありがたや。途中、夜は何を食べようかなーとか考えてました。
電話営業の実態
私も昔はガンガン電話営業していました。
- 一日の平均電話件数は最低でも300件
- 1日で権者(目的の人)と話せるのは30~50人程度
- 下手な電話営業していると、横から上司がキレてくる
入社してからすぐ電話営業させられます。
トークのマニュアルがありますので徹底的に叩き込まれます。最初は質より量だ!ということで朝から晩までずーっと電話営業します。
50人の権者(目的の人)と繋がって、すぐ切られるのが47人、残り3人は少しだけ聞いてくれます。
効率悪いですよねー。。。
見込み客
『すぐ怒鳴って電話を切ったからもう電話してこないだろう』
そう思っているあなた!
おめでとうございます。あなたは見込み客の仲間入りをはたしました。なぜ見込み客になるかわかりますか?理由は3つ
- 怒鳴る → 肝が据わっている → 決断力がある
- すぐ切った → 話を聞いたことがない → 聞けば気に入るかも
- 怒鳴れる環境 → 立場が上の人 → 付き合えれば紹介出るかも
という理由であなたは見込み客リストに追加されました。当時の私だったら忘れられる前にまた電話しますね。
2011年以降は再勧誘は禁止されていますので以前いた会社はやっていませんでしたが、今でもやっている業者多いですね。だから評判悪くなるんだよなー!!
休憩時間
一応存在します。契約やアポイントが取れていないと会話してはいけない空気感がありました。ちょっとふざけていると、上司からひとこと
「へー、契約も取れてないのに楽しそうじゃん」
と潰されます。そのあとはまるでお葬式のようでした。全く休憩できないです。
他人との比較
上司からはよく他の営業マンと比較されました。ほかの業界でもあるんですかね?
「2歳下のあいつがアポイントとってんのに恥ずかしくねーのかよ!!」
「あいつとお前の差はなぁ、必死にやってるかどうかだよ!!」
とかですかね。比較される方もされた方も気まずいんですよね。なぜ人と比べたがるのか不思議でした。
怒るのではない、詰めるのだ。
上司のありがたいお話の件です。
30分とか1時間とか大声で怒鳴り散らしておいて言うのは「俺は怒ってるんじゃない、詰めてるんだ」でした。
「生産性がないんだから、怒ってもしょうがない。だからおれはお前が良くなるように詰めているんだぞ」
いやいや、営業部の中で大声で人格否定から、行動否定、エスカレートすると、彼女否定、家族否定までしておいて「お前のためだ」って言われてもねぇ。生産性があると思っているのがすごいよあんた。
一日の成果報告
上司「今日の成果は?」
私「〇会社の40歳の方のアポイント1件です。他には特にありません」
上司「で?」
私「、、、(で?って何?どういうこと??)。それだけです。」
上司「そのアポイントは契約が決まるのか?って聞いてんだよ!!」
私「(聞いてないじゃん)、興味はありますが、まだ正直わかりません」
上司「じゃあお前は今日仕事してないのと同じじゃねーか怒」
上司「お前の給料は売ってる奴から出てるんだ!情けねーなー怒」
私「(いや、お前1件も売ってねーじゃん)」
みたいなやり取りが毎日ありましたねー。THE無駄。
まとめ
こんな一日を送っている営業マンは私だけではないと思います。
環境に負けずに、誠実な営業マンもたくさんいると思いますが、環境に負けてしまいお客様に残念な対応(八つ当たり)する奴らもいます。業界がもっと整備されることを祈っております。
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