不動産

実は簡単なタイニーハウスの購入方法!【購入の流れ】

昨今、日本ではタイニーハウスブームが起きています。

テレビなどのマスメディアでも取り上げられることが多くなり、また、YouTubeなどの動画でもタイニーハウスの暮らしぶりなどを紹介する人が増えてきました。

今回は、そんなタイニーハウスに興味を持たれた方が、どのようにタイニーハウスを提供する業者を見つけ、どのように購入すればよいのか、業者の紹介、問い合わせから見積もり、完成までの一連の流れをご紹介します。

タイニーハウスを実際に購入することを検討されている方は、本記事を参考に業者選びなどを行ってみてください。

タイニーハウスを提供している主な業者

無印良品

無印良品では、「無印良品の小屋」という、その名の通り、小さな小屋を購入することができます。

この小屋は、標準仕様の場合、屋内9平米、縁側3平米程度の床面積の小屋を、事前調査や測量などを含め、350万円程度で建設することができます。

10平米以上の家をこのお値段で購入できるのは非常にお得です。

また、無印良品というブランドも安心感がありますね。

ただし、基本設備ではトイレ、キッチンなどの水場は小屋の中には設置されないので、注意しましょう。

この小屋はいくつかの無印良品実店舗でもモデル展示されているほか、時期によって個別説明会を開催していますので、実際に購入を検討されている場合は参加してみると良いでしょう。

アメリカンホームシステムジャパン

アメリカンホームシステムジャパンは、10平米以下のミニログハウスを販売している会社です。

半円柱型の形状が特徴的で、中は10平米以下にもかかわらず広々と感じさせるつくりになっています。

このアメリカンホームシステムジャパンのミニログハウスの魅力は、その外観もさることながら、建設時のお値段です。

なんと、施工込みの料金が133万円から142万円と非常に低価格で行えるのです。

タイニーハウスの建設は安価であることが魅力の1つですが、この値段は破格と言えるでしょう。

タイニーハウスの中でもごく限られたスペースで良く、費用を可能な限り抑えたい方は、こちらの会社での施工を検討してみてはいかがでしょうか。

スノーピーク

スノーピークは、テントやテーブルチェア、バイクや食器などのアウトドア用品を提供しているブランドです。

アウトドアブランドということもあり、このスノーピークは車輪のついたトレーラーハウスを提供しています。

車輪がついており、移動が可能なため、固定資産税などの賦課の対象外となり、税金面での対策にも優れています。

ただし、水道とトイレは室内に完備されていないため、別途手配する必要がある点には注意が必要です。

価格は350万円となっており、床板や照明などの各種オプションサービスが追加料金の支払いで選択可能となっています。

タイニーハウスの購入までの流れ

問い合わせ及び資料請求

依頼する業者を選定した後は、業者に問い合わせ及び資料の請求を行いましょう。

業者によっては説明会などを開催しているところもありますので、実際に参加してみてイメージを膨らませるのも良いでしょう。

業者担当者との内容のすり合わせ

資料請求が終わったら、業者との直接のやり取りに移ります。

トイレ、水道などの水回り、セキュリティ対策、部屋の広さ、照明など、こちらの要望を業者担当者に伝え、予算の範囲内でどこまで実現可能かをすり合わせます。

特に、トイレやキッチンなどが室内に設置されないタイニーハウスを契約する場合は、他にこちらで別途用意する必要がありますので、このすり合わせの段階で悩みやほかの依頼者がどのような契約をしているのかを相談しておくとよいでしょう。

タイニーハウスの見積もり・契約

業者とのすり合わせが終わったら、業者から見積額の提示があります。

基本的にはこちらの予算の範囲内での見積もりが提示され、工期についてもこの段階で示されます。

事前にすり合わせを行っていれば、スムーズに見積もりの合意をし、契約に移りましょう。

ただし、契約書の内容は両者の齟齬がないか、特に保障の部分に関しては入念にチェックしておく必要があります。

施工・完成

契約が完了したら、いよいよ施工です。この段階では、こちらは着々と実際の居住に向け準備するだけです。

また、工事の進捗については業者に連絡し、その都度確認することができますので、工事の進み具合が気になる場合は連絡してみると良いでしょう。

おわりに

以上、タイニーハウスを提供する主な業者の紹介と購入までの具体的な流れについて見てきました。

実際には、タイニーハウスを提供する業者は他にもたくさんありますので、ご自分のニーズに合ったタイニーハウスを提供している業者を探してみると良いでしょう。

トレーラーを専門に扱う業者や、ログハウス専門の業者など、各業者に専門部屋がはっきり出るのも面白いところです。

また、タイニーハウスの購入までの手続きは、業者担当者との入念なすり合わせが必須です。

このプロセスは時間を要しますが、こちらの要望を適切に伝えれば、住んでから理想とのギャップを感じることも少なくなるはずです。

タイニーハウスと言えども、業者とのすり合わせは一軒家を購入する際と同じです。

入念にこちらの要望を伝え、理想のライフスタイルを実現しましょう。